その日――
制服姿のまま、ベッドの上で横になっていた。
「今日も、お兄ちゃんの部屋に…勝手に入っちゃった」
怒られるかもしれない。でも、怒られたい気持ちもどこかにある。
ううん、ほんとは…見つかって、されちゃいたいだけなのかも──
それは、幼いころから続く妄想。
(お兄ちゃん……)
幼い頃からずっと欲しかった存在。
周りの子たちに「お兄ちゃんが遊んでくれた」と聞くたび、胸がちくっと痛んだ。
思春期を迎え、大人のことを知ってからも、その想いは形を変えて彼女の中に生き続けた。
風俗は未経験。
男性との経験も、まだまともにしたことがない。
でも、想像だけは……昔からしていた。
優しくて、でも時々意地悪なお兄ちゃんが、眠っている自分を見つけて、
そっと布団に入ってきて、シャツの上から、じんわり、触れてくる――
「だめ、起きてるのバレちゃう…でも、もっと…♡」
そんな背徳的な妄想に、胸が熱くなり、体が自然に疼いてしまう。
ラブグッズを使って一人エッチをする夜も、妄想の中心にはいつも「お兄ちゃん」がいる。
秘密を共有するような、背徳感のあるシチュエーションに強く惹かれ、気づけば体を震わせて達している。
昼間は語学を学ぶ大学生として、喫茶店巡りを楽しみ、柔らかな笑顔で「癒し系」と言われるまみ。
「喋るの、ちょっと苦手で…」と大人しそうに見えて、自分から距離を縮めたくなる積極的でHな一面。
そんな意外な一面をそろそろ隠せなくなっている。
――あなたは、彼女の妄想に入りこむ“最初の相手”になるかもしれません。
飲食店のフロアで、自然と場を仕切る26歳のマミヤ。
T160のグラマラスなボディに、存在感を放つGカップ。
明るく朗らかな笑顔の奥に、静かに研ぎ澄まされた支配欲が潜んでいる。
風俗未経験。
それでも彼女の中では、すでに「痴女」が完成していた。
物心ついた頃から、虐めたり、強制したりする行為に、性的な魅力を感じていた。
SとMは両極端に尖り、対男性となると、極端に痴女的になる。
自分に合うタイプ——Mな男性、Sな女性——を、直感で見抜くことができる。
男性の欲求を理解し、満たしてあげたい。
その気持ちが、彼女の行動の核にある。
ある日の会社の飲み会。
普段は明るくリーダーシップを発揮する男性上司を、密かに「実は従属的な気質がある」と見ていた。
向かいの席で、自分のGカップの谷間を盗み見られていることに気づいた。
目が合った瞬間、彼は気まずそうに視線を逸らす。
そこで、大胆な計画を実行した。
掘り炬燵の下。
ストッキングを履いたままの足をそっと伸ばし、彼の足を撫でる。
驚いた表情を浮かべた彼は、しかし、胸を盗み見ていたことを咎められることを恐れたのか、何も言わない。
すぐにいつものポーカーフェイスに戻るが、彼女はさらに足を深く、彼の股の間へと滑り込ませた。
既に硬く、大きく膨張していた。
(やっぱり……思った通りの被虐性愛者だ)
性欲が強く、両極端に尖っていることを、彼女は自覚している。
そして、そんな自分を、楽しんでいる。
もっと深いところを、見てみたい。
相手の欲望の奥底まで、暴いてみたい。
面接の席で、マミヤは落ち着いた声で言った。
「飲食店で働いています。風俗は未経験です。でも、男性の欲求を理解して、満たしてあげたい気持ちが強いんです。」
硬くなる瞬間を、彼女は見逃さない。
内に秘めた極端な痴女性と支配欲。
面接室に入ってきた彼女を見て、最初に目に留まったのは、その笑顔だった。
大学に通いながら、カラオケ店でアルバイトをしているという。
一見、おとなしそうな印象を与える少女。その目と笑顔には、柔らかで怪しい光が宿っている。
脚が綺麗だとよく言われるそうで、椅子に座る仕草ひとつにも、その線の美しさが自然と滲み出ていた。
「おとなしそうって、よく言われるんです。でも、仲良くなると……甘えんぼになっちゃいます」
彼女は少し照れたように笑いながら、そう言った。
風俗は初めて。
好きな人には距離が近くなっちゃうタイプで、ふわふわした性格のまま、積極的に甘えてしまう。
可愛いものを探すのが好きで、ゆっくりお風呂に浸かる時間も大切にしているという日常の話は、どこか穏やかで、親しみやすさを感じさせた。
だが、二人きりになると、空気が少し変わる。
「実は……結構、Hな妄想をしてしまうことがあるんです。一人エッチ、好きで。SもMも、どっちも……」
声がわずかに小さくなり、耳の先がほんのり赤らむ。
エッチなことに強い興味があり、色々試してみたいという好奇心は、おとなしい外見とのギャップを際立たせていた。
シチュエーションの話になったとき、彼女の瞳が、わずかに揺れた。
「夜這いと、逆夜這い……興味があるんです。あと、兄妹設定。『お兄ちゃん♡』って…」
言葉の端々に、ただの興味以上のものが滲んでいた。
暗い部屋の中で、静かに近づいてくる気配。
逆に、自分が誰かの部屋に忍び込む想像も……。
禁じられた行為、その禁忌性こそ、背徳的な悦びを、よりいっそう深く鮮烈に燃え上がらせる。
「男性の低い声に、色気を感じるんです。耳とか首とか……胸も、敏感過ぎて恥ずかしいくらいで」
優しくて余裕のある人が好みだと言いながら、二人きりになるとギャップのある人に弱いという彼女の言葉は、どこか危うく、甘い。
ふわふわとした甘えん坊の仮面の下に、敏感すぎる身体と、静かに膨らんだ欲望が隠れている。
夜這いという行為が、彼女の中で「甘え」と「欲望」を同時に満たす特別な幻想として、静かに育っているのがわかった。
明るさは本音を隠すためではなく、本音が大きすぎて、日常側に置いておけないから。
簿記の教科書を開きながら、よく笑う18歳。
小柄な体に、存在感のあるDカップ。
八重歯がチャームポイントで、肌は綺麗だとよく言われる。
いつもハイテンションで、アニメが好き。楽しい人がタイプ。
風俗未経験。男性経験はゼロ。
男性の身体を、見たことすら無い。なのに妄想だけは、信じられないことになっている。
おもちゃは使ったことがない。興味だけが、先にかなり大きい。
高校の頃、明るくて朗らかで、皆から少しいじられるタイプだった。
女の子同士のガールズトークで、彼氏の話や一人Hの話が飛び交っても、同じ輪にいながら知らないフリをしていた。
恥ずかしいから、ではない。
実は自分が、一番Hなことを、自分自身でわかっていたからだ。
誰の肌も知らないのに、一人の回数だけが先に増えていく。
そのズレが、彼女を静かに焦らせた。
(こんなに毎日してるのって、変なんじゃないかな……)
性欲の強さが怖くなり、ネットで調べたこともある。
個人差はあるが、同世代でもわりとある、という結果に安心して、少しあった罪悪感は薄れていった。
同居する家族にバレないよう、深夜の一人遊びは習慣になった。
Hなマンガを見ているうちにラブグッズへ興味が移り、調べている途中で《着衣プレイ専門学校 梅田校》にたどり着く。
夜這い、痴漢、兄妹──知らない言葉が並ぶ。
自分と同世代の子が、そこにいる。
(私も……)
「学生で、簿記を勉強しています。風俗は初めてです。一人では毎日してました。変かな、って思ったこともあるんです」
Dカップが布越しに揺れ、深夜だけ許してきた感覚が、昼間の部屋に漏れ出す。
明るい日常と、ガールズトークでは知らないフリをしていた内側。
まだ誰の手も、まだ道具も知らない部分を、あなたの手で……。
いい加減、その欲を暴走させたいと思っていた。
いまは、すでに制御できなくなってきている。
空港の光の下で、声の温度を一定に保つ25歳。
細身は、制服の線を静かにくびれさせ、Eカップだけが、意図せず存在を主張する。
好奇心は広く、趣味は多い。世界の入り口はいくつも持っている。
ただ、一つの扉だけが、幼い日に汚れた札を貼られたまま閉じている。
男性経験は本当に無い。風俗も未経験。
性欲が無いわけではない。興味も、自覚もある。
厳格な両親のもと、性的な情報にはほとんど触れることができずに生きてきた。
むしろ、穢れたことかの様に……。
触れたら戻らないもの、清らかな自分から落ちるもの、そう思い込んでいた。
早熟な友人に一人エッチを教わり、彼女はそれを罪悪と共に覚えた。
欲求に負ける夜、バレてはならない朝。
その往復だけが、長いあいだ唯一の実技だった。
成人し、正しい情報が手に入るようになった。
知識は更新されたが、感覚の階層は更新されなかった。
“恋人はいちばん清らかであるべき相手”
恋人とHをするのは普通のことなのに、大切な人を相手にすると、どうしてもできない。
相手が大切になるほど、彼女は自分を遠ざける。
一人の夜は、体が先に正直になる。
ただ欲だけが殺到し、溢れ、簡単に理性を追い越す。
一人なら相手を穢さない。だから欲は走ってよい。
好奇心は広い。性だけが、きれいな場所に置いていけない。
少し歪んだ自分を自覚している。
自己観察は正確である。
面接の席で、すみれは丁寧な声で言った。
「この欲求を暴走させてみたいって思ってます」
空港では見せない呼吸が、浅くなる。
罪悪感と欲求が、同じ場所でぶつかる。
理知と欲求がすれ違い、競い合う。制御という名を失いかけている。
資格取得の勉強に没頭する23歳。
T162の細身のシルエットは、静かな自信を帯び、Eカップの柔らかな曲線と引き締まった太ももが、控えめな装いの中でも自然と目を引く。
マイペースでおっとりとした彼女は、癒し系と評される笑顔を携え、転職の合間を穏やかに過ごしている。
そんな清楚な彼女の内側には、静かに燃える好奇心と、極端なまでの感度が潜んでいた。
優しくて大人な男性に導かれる妄想の中で、痴漢のような予期せぬ触れ合いや、夜這いのような密やかな侵入に、胸の奥が熱くざわめく。
おっとりとした男性が、ふとした瞬間にSの気配を覗かせたとき、彼女の体は、言葉にできないほどの震えを覚える。
視界を奪われ、拘束され、少し強引に様々な体位に導かれる……
そんな妄想を、経験のない身でありながら、幾度となく繰り返してきた。
一度達してしまうと、その後の体はどこもかしこも敏感になり、手首や腕に触れられただけで何度も絶頂を繰り返す。
あまりに感じやすい自分に戸惑い、こっそり調べたことすらもある。
OL時代、金曜の夜。
大学の頃の友人との食事で、アルコールとHなガールズトークに興じ、解散後に駅のトイレで、抑えきれなくなった性衝動に駆られた。
一度火がつくと止まらない体質を自覚していながら、終電間近の混雑した車内で、静かに何度も体を震わせてしまった夜。
あの時の記憶は、今も鮮やかに胸に刻まれている。
面接の席で、彼女は静かな笑みを浮かべ、穏やかな声で語った。
「今は転職活動をしながら、資格の勉強をしています。風俗は未経験です。
少し強引に導かれるようなプレイに興味があります……」
着衣のまま、あなたの手に導かれた瞬間、細身の体は、静かに、しかし確実に火照り始める。
太ももを優しく撫でられ、笑顔の奥で瞳が潤む。
一度達した後の彼女は、どこを触れられても素晴らしい反応をし、おっとりとした声が、抑えきれない吐息に変わっていく。
マイペースに生きる23歳の女性が、内に秘めた強烈な感度と好奇心を、あなたの手で初めて解き放つ──。
静かで濃密で官能的な瞬間を、あなたは、優しく時に意地悪く、たっぷりと味わうことができる。